2022年02月


    日本の妖怪 第59話 苧うに(おうに)


    苧うに(おうに)は、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』で描かれている日本の妖怪。
    口が耳まで裂けた鬼女のような顔をした妖怪で、全身が毛に覆われている。石燕による解説文はなく、どのような妖怪であるかは不明である[1][2]。「苧うに」の「苧」(お)とは植物のカラムシ、あるいはカラムシや麻の繊維から作られた糸を束ねた房を意味しており、この妖怪の髪や体毛が積み上げた苧を連想させることから、石燕が「苧うに」と名づけたといわれる。

    江戸時代の妖怪絵巻のひとつである『百怪図巻』(佐脇嵩之・1737年)には「わうわう」の名で描かれており、江戸時代の妖怪絵巻では大体がそれが名称として用いられているが、これらの例も絵のみで具体的な性質などがあるとは知られていない。石燕よりも後の時代に描かれた『百鬼夜行絵巻』(尾田郷澄・1832年)に「うわんうわん」の名で描かれている例もあり、苧うには先行する絵巻の図を参考に石燕が描いた妖怪であると考えられる。

    苧うに(あるいは石燕が原型とした「わうわう」)については内容を示した記録や言い伝えが明確に存在していないため、現段階ではどのような意図で描かれた妖怪であるかははっきりしないが、平成以降は前述の「苧」と山姥の関連性の高い昔話があることからの推測として、各地に伝承されている糸つむぎを手伝った山姥などを取り込んで「苧うに」という名称がつけられたのではないか[4]とも考えられており、苧うにを山姥の一種と解説する図鑑や書籍も存在する。山姥が苧から糸をつむぐ作業をする昔話は各地にあるが、例として越後国西頸城郡小滝村(現・新潟県糸魚川市)のものを挙げる。

    女たちが集まり、麻で苧を績(う)んでいると、山姥が現われ「俺も績んでやる」と言って手伝いを始めた。山姥は麻を噛んでは糸を引き出し、人間には考えられない速さで大量の苧を績んでみせた。手伝いを終えた山姥は家を出た。女たちが後を追ってみたが、姿は忽然と消えていた。
    山姥との関連性を持たせた考察が増える以前は、山間の谷川で水を飲みにやって来た人を襲って食べると解説されていた。これは石燕の描いた絵からの連想に拠るといえる。








    【田中聖と関係を持った女性が語る“クスリ漬けの夜”、他にLSD・MDMA乱用も「誰にも言えなかった」 ・・・・・】の続きを読む



    【乃木坂46の新センター、キワどい姿のTikTok流出疑惑も浮上・・・ファン大荒れ 「乃木坂は終わった」 ・・・・・】の続きを読む


     ロシアが隣国ウクライナに軍事侵攻し、国際的な批判が高まる中、国際ハッカー集団「アノニマス」を名乗るグループ2月25日ロシアに対するサイバー攻撃を行うとする声明をTwitter上で発表し、話題となっている。米国などの欧米諸国を中心とした軍事同盟「NATO」(北大西洋条約機構)がロシアとの武力衝突を恐れ、ウクライナへの軍事介入を表明しない中、同集団は「世界平和だけを望んでいる」としており、サイバー空間を使った、ロシアへの事実上の報復とみられる。

    【その他の画像】

    ●「われわれは世界平和を望んでいる」

     アノニマスを名乗るこのグループは同日、行動に踏み切った理由を「われわれは、一集団として世界の平和だけを望んでいる。 全人類のための未来を望んでいる」と説明。「現在、ロシア連邦に対する作戦に参加中。われわれの標的はロシア政府だ。民間企業も影響を受けるだろう」とロシアへのサイバー攻撃を示唆した。ロイター通信は2月23日深夜に、ウクライナ政府のWebサイトなどに大規模なサイバー攻撃が行われたと報じており、今後、サイバー空間でも“紛争”が起きる可能性がある。

     ロシアに対するサイバー攻撃では一般国民も被害を受けることになる。これに対し、同グループは「ロシア国内では独裁者プーチン)からの報復を恐れて、抗議の声を挙げることが難しいことをわれわれが知っているとロシア国民に理解してほしい」と呼び掛けた。仏AFP通信などは、ロシア国内では自国軍のウクライナ侵攻に反対する反戦デモが行われており、約1400人が拘束されたと報じている。こうしたロシア国内の情勢を念頭にしているとみられる。

     「世界中の人々があなたたち(ロシア国民)のインターネットプロバイダーを粉々に壊しているが、それ(サイバー攻撃)はロシア政府とプーチンの行動に向けられたものであると理解してほしい」

     同グループはまた「今、空爆されているウクライナの人たちの身にもなるべきだ。 力を合わせれば世界を変えることができる、何にでも立ち向かうことができる。 今こそ、ロシア国民が一丸となって、プーチンの戦争に『NO』を突きつける時だ」とも投稿し、ロシア国民の反戦機運を煽っている。

    ●日本の官公庁や企業も被害に

     アノニマスは匿名で活動する正体不明の国際ハッカー集団。特定のWebページに集中アクセスすることでサーバダウンを図る「DDoS攻撃」を主な攻撃手法とする。日本経済新聞の報道によると、過去には財務省厚生労働省金融庁などの官公庁のほか、日産自動車ソニーなども被害を受けたという。

     アノニマスには公式YouTubeチャンネルがある一方で、Twitterは公式アカウントが存在せず、「アノニマス」を名乗るアカウントが複数存在する。今回、声明を発表したのはその一グループとみられる。

    ●牧島デジタル相「日本もサイバーセキュリティ対策の強化を」

     サイバー空間での争いが、日本にも波及する恐れもある。牧島かれんデジタル相は2月25日記者会見で「ウクライナの情勢を見ていると、サイバー攻撃の危機が国際的に高まっていると考えるのが自然。サイバーセキュリティ対策の強化は日本でも必要だ」との認識を示した。

     ロシアウクライナ侵攻に先立ち、2月23日デジタル庁の国民サービスシステムを担当する部署に、サイバーセキュリティ対策の強化を求める注意喚起を行っているという。これに加え、牧島デジタル相は「金融庁経済産業省などを通じて、産業界や金融業界に注意喚起をしている。引き続き、情勢を注視し、関係機関と密接に連携を取りながら日本のサイバーセキュリティ確保に万全を期していきたい」と話した。

    ●在日ウクライナ大使館 三菱UFJ銀に寄付金送金用の口座設置

      ウクライナを巡っては、NATO北大西洋条約機構)の東方拡大を目指す米国を中心とした欧米諸国と、ウクライナを緩衝地帯(バッファー)にしたいロシアの対立が激化。同日(現地時間)、ロシアウクライナでの軍事行動に踏み切った。

     これに対し、現時点でNATOウクライナに派兵する方針を示していない。ウクライナのゼリンスキー大統領は欧米への支援を求めており、英ガーディアンの報道によると、ウクライナ政府がハッカーサイバー攻撃で支援を求めているという。

     その他、在日ウクライナ大使館は2月25日三菱UFJ銀行ウクライナ支援の寄付金送金用の口座を設置したと発表。日本人に対し、公式Twitterアカウントを通じて支援を呼び掛けている。

     口座は三菱UFJ銀行・広尾支店(047)で、口座番号は0972597(普通)、エンバシーオブウクライナ宛。

    国際ハッカー集団「アノニマス」のイメージ(提供:ゲッティイメージズ)


    (出典 news.nicovideo.jp)


    <このニュースへのネットの反応>





    【「子どもにワクチンは必要?」日経新聞など28紙に異例の意見広告を出した男性の正体 掲載料「2億5千万円」の意外な捻出法・・・・・】の続きを読む

    このページのトップヘ