(出典 www.med.kindai.ac.jp)



1 ばーど ★ :2020/12/03(木) 10:47:03.27

 大阪府内で重症患者を受け入れる近畿大学病院(大阪狭山市)では、医療崩壊への危機感が日々高まっています。

 (近畿大学病院 東田有智病院長)
 「ベッドがさらに必要になると、一部の救急を止めないといけない。そうなると助かる命が助からない。」

 近畿大学病院から提供された映像を確認すると…コロナ患者が運び込まれてくると、医療スタッフは感染しないよう防御態勢をとって対応にあたります。近畿大学病院では重症患者用の病床を10床用意し、第1波や第2波の時から積極的に患者を受け入れてきました。9月までは多くても同時に4床の運用でしたが、2週間前からは常に満床の状態が続いています。

 (東田有智病院長)
 「余裕がない、ひっ迫しているので。1人転院すると、すぐその日のうちに1人入ってくる。ベッドを確保しても、医者がいないと看護師がいないと。誰でもできるわけじゃないから。挿管してそれを維持していって。」

 新型コロナウイルスの重症患者は治療期間が長くなる傾向があり、病床がなかなか空きません。また看護師は感染症対策などのため、通常は患者7人を1人の看護師が担当するところ、新型コロナウイルス患者の場合は患者1人に対し看護師2人が担当するため、人材もぎりぎりの状態で治療にあたっているといいます。

 (東田有智病院長)
 「ドクターもナースも家に帰っていない。(国が)今こそ何か手を打たないと、ほおっておくと、今までにない医療崩壊が起こったら、どうしようもない。」

2020/12/02 18:23 MBS
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20201202/GE00036027.shtml