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    日本の妖怪 第165話 高女


    高女(たかおんな、たかじょ)は、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』にある日本の妖怪。
    画図では、女郎屋らしき建物のそばで女性が下半身を長く伸ばした姿が描かれているが、『画図百鬼夜行』には解説文が一切ないため、どのような妖怪を意図して描かれたものかは不明。江戸時代の吉原遊廓を風刺した創作との説もある。
    民俗学者・藤沢衛彦の著書『妖怪画談全集 日本編 上』では和歌山県の「高女房」という話で、高女は妓樓(女郎屋)の2階を驚かすものと解説されている。また小説家・山田野理夫の著書『東北怪談の旅』では秋田県の怪談として「高女」と題し、やはり高女は家の2階を覗きこむもので、嫉妬深い醜い女が男に相手にされないあまり、遊女屋などの2階を覗いて歩くものとされている[3]。こうしたことから同様に戦後の多くの妖怪関連の文献などでは、高女は男に相手にされなかった醜女が化けるもので、女郎屋などの2階を覗いて人を脅すものなどと述べられているが、これについて妖怪研究家・村上健司は、藤沢の説は石燕の絵から想像したことに過ぎず、山田による怪談は別の話に高女を当てはめたものと指摘している。








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    「30兆円産業」といわれたパチンコ市場は半分以下に

     コロナ禍は、さまざまな制約のもとに人々のライフスタイル、経済活動に大きな変化をもたらした。庶民の娯楽であるギャンブルレジャーにも異変が起きている。

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     警視庁の発表によれば、2021年パチンコ店の店舗数は8458店舗。1995年の1万8000店舗超えをピークに26年連続で減少を続けている。2019年に20兆円あった売り上げは、2020年には14.6兆円まで落ち込み、かつて30兆円産業といわれた市場規模は半分以下になった(『レジャー白書2021』より)。

    パチンコ業界の不振は、打ち手が望むような射幸性の高い機種が次々と規制対象となり、競技人口が減ってしまったことが大きいですね。ギャンブル依存症が社会問題化して、やり玉に挙げられることが多かったため、仕方がない部分もあるのですが……」(パチンコライター

     苦境にあっても、地域共生や社会貢献など業界健全化に取り組み、ホールメーカーが一丸となって競技人口減少へ歯止めをかけようと努力していたが、コロナ禍でさらなる苦境へと立たされてしまった形だ。

     前年比27%減と売り上げが大きく落ち込んだ2020年は、コロナの感染拡大に伴い、全国のパチンコ店に休業要請が出され、各店舗が営業自粛を余儀なくされた年だ。連日のように、感染拡大の一因であるかのように報道で取り上げられ、著しい風評被害を受けた。

     規制による人気機種の撤去もあり、これを機会にパチンコから離れてしまった人は多いだろう。筆者もその一人だ。コロナ以前は週3~4日は通っていたが、すっかり行かなくなってしまった。落ち着いてから馴染みのホールに足を踏み入れた時、あまりの客入りの少なさに驚いたのを覚えている。うち1店舗は閉店してしまった。5月30日には、老舗パチンコメーカーの高尾が民事再生法の適用申請を行い、保全監督命令を受けた。

    「競輪、競馬、競艇」公営ギャンブルの売り上げが伸びているワケ

     しかし、庶民の足がギャンブルから遠のいたわけではない。その証拠に競輪、競馬、競艇といった公営ギャンブルの売り上げは伸びている。

     競輪は2021年度の総車券売上高が前年比28.6%増の約9646億円。8年連続で前年度を上回っている(公益財団法人JKA発表)。競馬は2021年度の売得金が前年比3.6%増の約3兆911億円で、こちらも10年連続の伸びだ(JRA発表)。競艇に至っては、2021年度は過去最高売上額となり、前年比14.1%増の約2兆3926億円を記録したと一般財団法人BOATRACE振興会が発表している。

     いずれもコロナ禍で来場者数は減少したものの売り上げを伸ばし、ネット購入できる点が奏功した形だ。また、アプリの開発や活発な広報活動が認知度の向上とイメージアップにつながり、新規顧客獲得の一助となった。8時半頃から始まるモーニング、23時頃まで行われるミッドナイトなどの時間帯のレースを充実させ、さまざまなライフスタイルに対応できるようになったことも購入機会の拡大につながっているだろう。

     例えば、最も前年比の伸びが大きかった競輪は、2019年4月に『WINTICKET』、2020年6月に『TIPSTAR』というインターネット投票サービスを相次いでリリースした。公益社団法人全国競輪施行者協議会は、令和3年度事業計画で新たな課題に向けて重点的に取り組む事項の一つとして20~40代の若い世代をターゲットに、インターネット上において興味を感じる広報施策を展開、新規顧客の取り込みを図るとしている。

     TIPSTARは、単にお金を賭けて車券を買うだけでなく、ゲーム感覚で遊べるようになっているのが特徴のアプリ365レース映像が配信され、リアルタイムで提供される配信番組ではタレントお笑い芸人らが常時解説をしながら予想を行なっている。その予想にのって購入できる「のっかりベットシステムは、初心者にとても親切だ。これらのサービスオートレースでも行われている。

     サービス内資産「TIPメダル」は様々な手法で入手でき、これをレースベットすることで、無料で遊べるようになっている。的中するとガチポイントがもらえ、ガチャを回せば、現金として払い戻しを受けることができるゲーム内通貨「TIPマネー」が獲得できることも。

    「つまり、無料で楽しく遊んで、お金までもらえる可能性があるということです。新規登録で3000円分の『TIPマネー』がもらえるなどのキャンペーンもありました。自分の紹介URL経由で新規登録してもらうと、紹介者も『TIPマネー』がゲットできるので、配信当初は紹介URLを貼って積極的に話題に取り上げていましたね。紹介枠の上限に達するほどで、おいしく稼がせてもらいましたよ(笑い)」

     そう語るのは、ポイ活系のインフルエンサー。普段はコンビニの無料クーポン配布情報や、ポイント高還元の買い物情報などを発信している。そういった人々の発信もあってか、アプリ配信直後はSNSでも話題になっていた。無料でお金がもらえるチャンス!とばかりに、既存顧客だけでなく競輪未経験の人々をも取り込んだのだ。

     もちろん、筆者も競輪未経験ながら目の色を変えて興じた一人である。結果は惨敗だったが、もらったゲーム内通貨で誰の予想にのっかるのか、それとも素人ながらに番組を見て自分で予想するのか、高配当狙いで賭けるか──など頭を悩ませながら楽しく遊ばせてもらった。

     競馬では、ゲームアプリウマ娘リティダービー』が2021年2月に配信が開始されるや否や、瞬く間に大人気コンテンツとなった。同年の流行語大賞にもノミネートされるほどで、ゲームがきっかけで実競馬に興味を持った人も少なくない。各競馬場コラボを行なったり特設ブースを設けたり、引退した名馬のいる牧場見学が話題になったりするなど“ウマ娘フィーバー”に沸いている。

     また、同年に行われた引退馬ナイスネイチャバースデードネーションでは、前年の20倍となる3500万円以上もの寄付が集まった。お金を賭けるだけの競馬ではなく、競走馬というコンテンツそのものがファンを獲得し、より良い経済効果を生み出しているのである。

    ボートレースのネット投票を体験してみると……

     パチンコからの客が多く流れたのではないかと予想されるのが競艇だ。新規顧客獲得に向けて努力を重ねてきた業界の戦略もあったのだろうが、人気上昇を示す一つの特徴として、パチンコライターの“鞍替え”も挙げられる。

    コロナ前から一部の有名パチンコライターが競艇へと進出していましたが、コロナ禍ではその動きは顕著でしたね。本業で稼げなくなったこともあって、仲間のライターが続々と他のギャンブルへと進出していきました。特に多かったのが競艇と競輪だった気がします」(前出のパチンコライター

     そうした動きに呼応するかのように、筆者の周りでもパチンコより競艇が話題に上ることが増えており、溜まりに溜まったギャンブル欲を抑えきれず、ついに競艇に手を出したのが2020年12月のことだ。

     外出もままならず、ホールに打ちにも行けない。外出や飲み会が減ったことで支出が抑えられ、潤沢になった種銭。SNSでは家にいながらインターネットで舟券を購入し、競艇を楽しんでいる様子が流れてくる。近年流れていたCMのおかげでイメージも悪くない。それまで何度かオンラインビデオチャットで友人らが楽しむ様子を見学しており、満を持して参戦してみようと思ったのである。なんといっても6艇での競技のため、当たりやすそう!と思ったのが大きい。

     この当たりやすいというのは、ギャンブラーにとって非常に重要な要素だ。BOAT RACEオフィシャルサイトでも「ボートレースは6艇で競われる競技で、これは公営競技のなかでは最も少ない出走数になる。そのため着順を的中する確率も、公営競技のなかでは最も高いといえるだろう」と解説している。

     インターネット投票サイトへの登録はすぐに完了して、30分とかからず投票の準備が整った。「インコースが圧倒的に強い」「展示航走スタート展示の見方」など競艇の基本を教わりながら、友人らとビデオチャットで予想するのは非常に楽しく、3連複をメイン3000円分を購入した。

     結果はビギナーズラックとはいかなかったが、久しぶりに触れたギャンブルの熱気と、コロナ禍で失われていた「誰かと何かを楽しむ」という行為自体が筆者の中で非常に楽しい思い出として残った。

     今年に入ってからも月に1~2回ほど、友人らとビデオチャットに集まりボートレースを楽しむ日々が続いている。ミッドナイトボートレースがある日は22時頃までレースが行われるため、仕事終わり、お酒を片手に集まるのにも好都合だったのである。また、公式サイトで配信されるライブ映像では、野外の水辺の空気感を感じることもでき、閉じこもりきりだった生活に少しの潤いをもたらした。「現地は雨か」「風が強いな」などと言いながら予想に興じている。

     さて、肝心の勝率はというと、友人の教えを一切無視して、高配当狙いを続けるレースが多いため、購入17Rに対して的中2Rなど成績は惨憺たるものである。新たな趣味の広がりを感じることができたのはよかったが、インターネット投票だと、財布の中からお金が減ってしまうという感覚が薄いため、つい掛け金が多くなってしまう傾向にあることは気をつけたいと思った。

     今後、コロナ禍で変化した消費者の意識が、ギャンブルレジャーにさらにどのような変化をもたらすのか、注視していきたい。

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    (出典 news.nicovideo.jp)


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