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     15日に行われた大相撲3月場所3日目。NHK大相撲中継に解説として出演した舞の海秀平氏(元小結)の発言がネット上で物議を醸している。

     問題となっているのは、前日まで「1勝1敗」の平幕・石浦に対しての発言。石浦はこの日「2勝0敗」の平幕・琴ノ若と対戦したが、立ち合いもろ差しを許すとそのまま土俵下へ一気に押し出され敗戦。この際にどこかを痛めたのか、転落後はしばらく地面にうずくまったまま動けなかったが、心配して集まってきた警備の親方衆の肩を借りて立ち上がった後は自力で花道を下がった。

     >>大相撲、舞の海氏の解説に「決めつけ過ぎで不快」と批判 格下に完敗した隆の勝を酷評し物議<<

     この様子を見ていた舞の海氏は「これはまだ動けませんから、もう琴ノ若は勝ち名乗りを受けた方がいいと思うんですよね」と、土俵下で待機していた琴ノ若に早く勝ち名乗りを受けさせるべきではと主張。これを聞いた向正面解説の立浪親方(元小結・旭豊)は「今場所から(負傷発生時は)、相手が引き揚げてから勝ち名乗りを受けるって変わったんです」と、今場所からルールが変わった旨を説明した。

     勝ち名乗りが終わり土俵上が次の取組に移ったところで、花道を担当するアナウンサーは石浦に付き添った親方衆から、石浦が首を痛めたと聞かされたことを報告。舞の海氏は「目まいがして起き上がることができなかったのかもしれませんね」と推測しつつも、「もしそうでなかったら、一瞬だけ電気が走っただけだったらサッと土俵に上がって礼をして下がった方がいいですよね。あれだけ長い間土俵下にうずくまっているというのもよくないと思います」と、可能ならばすぐに土俵に戻って礼を行うべきだったと苦言を呈した。

     石浦対琴ノ若戦から3番取組が行われた後、花道担当アナウンサーは「どこでそうなったか自分でも分からない」、「当たって体の左半分に電気が走った」と語った石浦がこれから病院に向かうことを報告。

     すると、舞の海氏は「聞こえ方によってはずいぶん厳しいことを言うなと聞いてる人もいるかもしれないんですけども」と前置きした上で、「やっぱり序ノ口から結びまで流れがあるんですよね。そしていい相撲をどんどん続けていくことで館内がだんだんあったまっていくんですよね。(でも)ああいう場面があると、一気に冷え込みますよね。流れを止めてはいけない、これはお客さんのためでもあると思うんですよね」、「本当に立てないんだったら仕方ないんですけれどもね、首ですから、立てるわけですから」と再度石浦に注文をつけた。

     この舞の海氏の発言を受け、ネット上には「負傷して動けない力士に対する言葉ではない、人格を疑う」、「流れ止まって客も白けるからさっさと立てって言い草はヤバすぎる、過去最悪レベルの失言では」と批判が殺到した。同時に、「舞の海は去年力士が首痛めて亡くなってることを忘れたのか?」、「首の負傷は人命に関わりかねないのに舐めすぎでは」といった指摘も多数みられた。

     「角界では昨年3月場所中に三段目力士が首を痛め土俵上で動けなくなり救急搬送。そのまま入院しましたが、入院から約1カ月後の4月28日に急性呼吸不全で亡くなっています。当時の報道によると、同力士は寝たきりの入院生活の中で肺血栓を患っていたといい、関係者に『たんがよくたまる』などと訴えていたそうです。稽古・本場所で何百番と相撲を取り実力を高める力士にとって首の怪我はつきものですが、命に関わる重大なリスクもあるだけに、今回の舞の海氏の発言は受け入れられないと憤っているファンも少なくないようです」(相撲ライター)

     16日の報道では、石浦が相撲協会に「頚椎(けいつい)症性神経根症の憎悪のため、向後2週間程度の安静加療を要する」との診断書を提出し4日目から休場することが伝えられている。舞の海氏は石浦の負傷は軽症だろうと考え苦言を呈したと思われるが、その見立ては完全に間違っていたようだ。

    文 / 柴田雅人

    画像はイメージです


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     張高麗前副首相から性的関係を迫られたことをSNSに告発した後、行方が分からなくなっていた中国の女子テニス選手・彭帥(35)。この問題について、女子テニス協会(WTA)は、「非常に深刻な問題に信頼できる方法で対処していない」として、香港を含む中国で開催されるすべての大会を中止することを公式HPで発表した。積極的に中国市場に進出してきたWTAが、強気な対応を貫くことができた理由について報じた「週刊文春 電子版」の記事を全文公開する。(初出:2021年12月2日号。年齢、肩書等は掲載時のまま)

    ◆ ◆ ◆

    中国が問題収束を急いだ背景

     張高麗前副首相との不倫関係を告発した、中国の女子テニス選手・彭帥(35)が消息不明となっていた問題が、急展開を見せた。

     11月19日に中国のジャーナリストSNSに彭の写真を投稿し、国営メディアテニス大会の開幕式に出席した彭の動画を掲載。そして21日には、中国の習近平国家主席と親しいと言われている国際オリンピック委員会IOC)のトーマスバッハ会長が、テレビ電話で彼女と連絡を取ったと発表。彼女も「安全で健康だ」と語ったというのだ。
     

     中国が問題収束を急いだ背景には、国連など国際社会からの批判と、女子テニス協会(WTA)のスティーブサイモンCEOの強気な姿勢がある。

     サイモン氏は中国国営放送が、彭が書いたとされるメールを公開した際には、「彼女が書いたとは信じられない」と声明を発表。適切な調査がされない場合、中国市場から撤退することも厭わない考えを示した。

     この十数年で、WTAは積極的に中国市場に進出してきた。08年に開催されたトーナメントは2大会だったが、来年は10大会。撤退すれば深圳市が30年まで約10億ドル(約1140億円)でホスト契約を結んだWTAファイナルズ、中国企業が結んだ約1.2億ドル(約130億円)の契約なども無くなりかねない。

    サイモン氏が強気な理由

     それでもサイモン氏が強く出たのはなぜか。1つには選手との関係がある。

    サイモン氏は元プロ選手ではないが、観客動員数を押し上げるなどトーナメントディレクターとして優秀で、15年にWTACEOに就任。18年には差別的な扱いを受けたと語ったセリーナ・ウィリアムズサポートするなど、選手の人望も厚い」(スポーツ紙記者)

     今回、そのセリーナを始め、大坂なおみノバク・ジョコビッチなどがコメントを発表。WTAも見逃すことが出来なくなった。

     サイモン氏がアメリカ人であることも大きい。先日、米中首脳会談が行われ、アメリカ北京五輪の“外交的ボイコット”も検討。サキ大統領報道官も、失踪について懸念を示していた。

     何よりテニス界は人権問題に敏感だ。男女平等を目指し、ゴルフ等と違い、グランドスラムの男女の賞金額が同額。それゆえグローバル企業も他競技より数多く支援しており、彭の件も看過することは出来なかったのだろう。19年、サッカーアーセナルの選手が中国の少数民族について発言した際、チームが「我々は政治に関与しない」と突き放したのとは大違いだ。

     WTAはバッハ会長の発表も、「懸念を解消するものではない」としている。

    (近藤 奈香/週刊文春 2021年12月2日号)

    五輪3大会に出場している彭帥


    (出典 news.nicovideo.jp)


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     14日に行われた大相撲11月場所初日。同日のNHK大相撲中継に向正面解説として出演した舞の海氏(元小結)の発言がネット上で物議を醸している。

     >>横綱・白鵬の引退は照ノ富士の影響? 朝青龍氏も驚きの決断は横審も関係か「前々から辞めたいって言ってた」<<

     舞の海氏は正面解説・北の富士氏(元横綱)と共に、幕内・横綱土俵入り後からこの日の放送に出演。放送では幕内の取組が始まる前に、先場所後の9月30日に現役を引退した元横綱・白鵬(現間垣親方)の引退会見や、現役最後の取組となった先場所千秋楽の横綱・照ノ富士戦が紹介された。

     その中で白鵬について話を振られた舞の海氏は、「大相撲界にいろんな形で貢献してくれましたよね。特に大相撲の普及にはかなり熱心に努めたんじゃないかなと思いますね」と発言。2010年から毎年小中学生の相撲大会『白鵬杯』を開催している白鵬を、相撲普及に大きく貢献したと評価した。

     しかし、その直後に舞の海氏は「残念ながら、一方では汚点を残したというところもありますよね。この九州(11月)場所の嘉風戦でも、勝負がついてもなかなか引き下がらなかったという、そういうこともありましたしね」とコメント。白鵬が2017年11月場所11日目の関脇・嘉風(現中村親方)戦で敗れた際、行司に立ち合い不成立をアピールするため約1分間土俵を降りなかったことを引き合いに、近年は晩節を汚すような振る舞いも目立ったと苦言を呈した。

     舞の海氏の発言を受け、ネット上には「確かに色々あったとはいえ汚点は言い過ぎでは」、「このコメントはさすがに失礼過ぎる、聞いてて凄く不快な気持ちになった」、「思うところは人それぞれだろうけど、いくらなんでも汚点呼ばわりは酷すぎないか」と反発の声が寄せられている。

     同時に、「これから一緒に仕事する可能性もあるのに喧嘩売って大丈夫なのか?」、「汚点を残した面もあるとは思うけど、同業者になるんだから下手なこと口にしたら自分が困ることになるのでは」、「ダブル解説を務める可能性を考えたら、角が立つようなことは言わない方がいいのでは」、「この調子だと今後白鵬と一緒に解説呼ばれる可能性は低そうだな」と今後を心配する声も多数挙がった。

     「NHK大相撲中継では幕内の取組は実況1名、正面解説1名、向正面解説1名の3名体制が敷かれていますが、解説2名の内訳は『北の富士氏(元横綱)、舞の海氏ら外部OB+現役親方1名』、もしくは『現役親方2名』が一般的。舞の海氏もセオリー通りにいけば、今後の中継で白鵬とダブル解説を務める可能性は極めて高いといえます。つまり、舞の海氏は将来共演者となり得る白鵬に厳しい言葉を投げかけたというわけですが、この発言が今後の中継解説に悪影響を及ぼすのではないかと心配しているファンも少なくないようです」(相撲ライター)

     21日の今場所8日目の中継で解説デビューが予定され、今後も定期的に中継解説に呼ばれることが予想される白鵬。その白鵬に苦言を呈した舞の海氏が、今後の中継で共演を果たす機会は訪れるのだろうか。

    文 / 柴田雅人

    白鵬


    (出典 news.nicovideo.jp)


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